高 砂 屋

一膳飯屋の高砂屋は慶安事件(1651)の頃、現内神田1-3-1高砂ビルの場所で開業した。幕末の頃、近藤勇がお玉ケ池の千葉道場の帰りによく寄ったそうである。
昭和になると大蔵省の庁舎が近くに建てられ、外食券食堂として大勢の人が訪れた。吉田茂、池田勇人、岸信介、佐藤栄作ら当時の大蔵官僚が訪れていたのは有名な話である。